南山残土・ランド埋め立て工事

★2010年2月10日 川崎市議会環境委員会★

 

再度、継続審査になりました!

 

午前10時から12時まで、『南山残土・ランド埋め立て工事陳情』の審査が、26名の傍聴者が見守る中行われました。

 

それまで一言も発言のなかった、民主党の雨笠委員から審査の最後に、『否決すべき』との発言がされたことには驚きました。理由は「陳情内容は実現困難なことが明らかになった」とのことです。 審査の中では、同じ民主党の他の委員からは「関係住民の心配に応える安全対策が大事」との発言がされていました。

 

しかし、雨笠委員を除く他の委員からは、「趣旨採択」「継続」の発言がされ、結局、全会一致で「継続審査」が決まりました。

 

審議の中では

  1. 埋立地の排水先になっている調整池をアセス対象外にしたのは、面積を小さくしてアセス逃れをしている。裁判で違法と審判された岡本美術館開発の手法と同じだ。
  2. 見解書では、川崎市の地震時の安全基準1.2を下回る1.0にしている。
  3. 調整池を全面補強すると言ってるが、安全性、具体的計画が明らかにされていない。
  4. 稲城砂の特殊性・危険性の検討が今後の課題にされている。
  5. 住民の土砂崩壊に対する心配に市当局も応えるべきで、アセス審査会に諮問して、専門家の意見を聞くべきだ。
  6. 面積だけでアセスを行なうやり方を再検討すべきだ。
などの質問・意見が出されました。

 

多くの委員から「安全性について、専門家の意見を聞くためにアセス審議会への諮問をすべきだ」との質問・意見がたくさん出されました。

 

 

また、開発審査課長が「宅造申請のため具体的計画を作成する段階で、専門家の意見を聞くよう事業者を指導し、関係住民の心配が解消されるよう努力したい。」と繰り返し答弁しました。

 

 

環境局長は、「見解書を作成するに当ってまちづくり局、建設局など関係局と協議し、市民の心配をなくす方策を明らかにするよう努力する。」と答弁しました。

 

 

報告:稲城の里山と史蹟を守る会